コグニサイズ

認知症予防に向けた運動プログラムとして独立行政法人長寿医療センターが進めている取り組みの一つが「コグニサイズ」である。「コグニサイズ」とは運動と認知トレーニングを組み合わせた新しい運動方法で、足踏みやステップをしながら3の倍数で、手を叩くなど、運動しながら頭を使うことを中心としたトレーニングである。
なんとなく、アレ、思い出さないか、アレ、そうかつて「世界のナベアツ」が1.2.3と数を数えながら、3の倍数でアホになるという芸。あれはまさにこの「コグニサイズ」である。
俺が関わっている障害者の支援の世界の大きなテーマとなっているのが「重度化」そして「高齢化」である。高齢化の問題点としてはADLの低下とこの認知症である。認知症は先に述べたように脳萎縮が進むケースと脳血管障害によるものとあるが、何れにせよ認知する能力を保つために取り組みは支援の一つとして重要な要素を持つ。
運動によるADL低下予防と認知トレーニングを組み合わせたコグニサイズ、俺が調べていて良いなと思った理由が、みんなで出来て楽しめそうだ、というところである。
長寿医療センターの鈴木隆雄所長によって、『コグニサイズ』は認知症予防に効果があることが認められているとのことなので、レクリエーションの一つとしてこのコグニサイズ、試してみる価値はあるそうだ。

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